国際シンポジウム「International Symposium on Transcription and Metabolism」
2013年11月11日から13日まで、新学術領域「転写代謝システム」第5回総括班会議+国際シンポジウム「International Symposium on Transcription and Metabolism」が淡路夢舞台国際会議場(兵庫県淡路市)において開催されました。国際会議ということで、世界各国から著明な研究者が集まり研究発表と活発な質疑応答および情報交換がなされました。
中井教授は、最初のセッション「Stress and Cancer」で「The heat shock response is modulated by ATF1/CREB members」という演題で講演を行い、ATF1を介したHSF1の活性制御機構について話され、会場からも活発な質疑がなされました。また、私は「ATF1/CREM/CREB modulates HSF1 activity during heat shock by regulating stress –inducible transcription complex formation」で、譚君は「HSF1-dependent nuclear translocation of mitochondria single-strand DNA-binding protein」という演題で英語での短い発表とポスター発表を行いました。どの発表内容もレベルが高く、それに対する質疑応答も活発で大変参考になりました。また、自分自身の内容に関して、いくつかの有益なご指摘を受けたことや、新しい手法に対する情報交換を行うことができたこと、普段あまり接することがない同分野の同年代の研究者の方々と交流を深めることができ、大変有意義な会となりました。
(瀧井良祐)